おすすめ絵本 / 2023年4月12日

おすすめ絵本「かんかんかん」

どの絵本を選べばいいの？

現役保育士がおすすめする絵本は福音館書店さんが出版している「かんかんかん」という絵本です。

0歳児のお部屋に常設してあったのですが、みんな大好きで「読んで」と持ってくる子が多かったえほんの1つです。簡単に説明をすると、色々な列車が次々とやってくる絵本です。

この絵本の特徴は、背景が黒くなっていて、絵ではなく人形の写真が使用されていることです。

背景が黒いので人形たちの色がはっきりと見えます。

制作：川本　幸

文：のむら　さやか

写真：塩田正幸

0歳〜2歳頃

踏切の「かんかんかん」という音に合わせて色々な列車が通過していきます。

んまんま列車、ぶうぶう列車、ないないば列車、にゃあにゃあ列車、ばいばい列車と、電車以外の列車もやってきます。

背景は黒いのですが、この絵本は絵ではなく人形の写真が使われていて他の絵本とは一味違います。

・ぶぶう、ぶぶう、にゃにゃん、にゃにゃん等、簡単な言葉が繰り返し使われているので、言葉を覚え始めの子どもも真似しやすいです。

・絵本のページが厚めになっているので、子どもが自分でめくりやすくなっています。

・身近なご飯や、動物が出てくるので子どもの興味を引くものが多いです。

・まずは保護者の方もお子さんと一緒に楽しむ。

・大きくはっきりと発音して口元を見せながら読む。

・子どもの発見を一緒に喜ぶ。

月齢によって子どもの反応も違うと思いますが、カラフルで身近なものがリズミカルに登場するので楽しく読める1冊になっています。

イラストも、絵ではなく人形を写真で撮ったようになっているので他にはない楽しみがあると思います。

どの絵本がいいか迷っている方は是非購入してお子さんと読んでみてください。